伊豆高原駅から車なしで観光!徒歩・バスで巡るモデルコース
「伊豆高原に行きたいけど、車がないと不便かな…」と悩んでいませんか?
実は伊豆高原駅周辺は、徒歩やバスだけでも十分楽しめる観光エリアです。美術館巡り、海の絶景スポット、グルメまで、車なしでアクセスできる場所が数多くあります。この記事では、実際に公共交通機関だけで伊豆高原を旅した経験をもとに、具体的な移動手段・所要時間・費用まで詳しく解説します。免許をお持ちでない方やペーパードライバーの方も、安心して旅行計画を立てられる内容です。
伊豆高原駅は車なし観光の拠点として優秀な理由
伊豆高原駅が車なし観光に向いている理由は、大きく3つあります。
駅周辺に観光スポットが集中している
伊豆高原駅から徒歩圏内(約15〜30分)に、美術館・カフェ・体験施設が密集しています。「伊豆高原桜並木」は駅を出てすぐ目の前に広がり、春には約3kmにわたる桜のトンネルを歩けます。大室山のリフト乗り場へも、バスでわずか約15分です。
路線バスの本数が比較的多い
東海バスが伊豆高原駅を起点に複数の路線を運行しています。主要観光地へのバスは1時間に1〜2本程度あり、地方の観光地としては十分な本数です。とくに「伊豆高原駅〜シャボテン公園」間のバスは観光客の利用が多く、本数も安定しています。
伊豆急行線のアクセスが良い
東京方面からのアクセスも優秀です。東京駅から特急「踊り子」で約2時間、熱海駅から伊豆急行線で約1時間で到着します。乗り換えも少なく、電車旅としてのハードルが非常に低い点が魅力です。
| 出発地 | 交通手段 | 所要時間 | 片道料金(目安) |
|---|---|---|---|
| 東京駅 | 特急踊り子 | 約2時間 | 約4,500円 |
| 熱海駅 | 伊豆急行線 | 約1時間 | 約1,300円 |
| 伊東駅 | 伊豆急行線 | 約25分 | 約500円 |
このように、伊豆高原駅は「電車で来て、駅を拠点に動く」スタイルにぴったりの場所なのです。
伊豆高原駅から徒歩で行ける観光スポット7選
車なし旅の基本は「歩いて行ける場所」を押さえることです。伊豆高原駅から徒歩圏内のスポットを、距離と所要時間つきでご紹介します。
1. 伊豆高原桜並木(徒歩0分)
駅を出た瞬間から始まる桜並木は、伊豆高原のシンボルです。約3kmにわたってソメイヨシノが咲き誇る並木道で、見頃は3月下旬〜4月上旬。桜の季節以外も、緑のトンネルとして散歩が楽しめます。
2. 伊豆テディベア・ミュージアム(徒歩約10分)
駅から約800m、徒歩10分ほどで到着します。アンティークのテディベアを中心に約1,000体以上を展示。入館料は大人1,080円です。併設のカフェではかわいいラテアートも楽しめます。ジブリ好きの方には「となりのトトロのぬいぐるみ展」が常設されている点も見逃せません。
3. 伊豆高原ステンドグラス美術館(徒歩約15分)
英国から譲り受けた1800年代のアンティークステンドグラスを展示する美術館です。入館料は大人1,200円。パイプオルガンの生演奏を1日数回実施しており、荘厳な雰囲気を味わえます。海を見下ろすロケーションも抜群です。
4. 城ヶ崎海岸・門脇つり橋(徒歩約25〜30分)
伊豆高原駅から徒歩で約25分、自然遊歩道「城ヶ崎ピクニカルコース」を通って到着します。高さ約23m・長さ約48mのつり橋からは、大迫力の断崖絶壁と太平洋の絶景が望めます。入場無料で、伊豆高原観光のハイライトといえるスポットです。
ポイント:隣の「伊豆高原駅」からではなく「城ヶ崎海岸駅」から歩くルートもあります。城ヶ崎海岸駅からなら徒歩約25分で門脇つり橋に到着します。体力に合わせてルートを選びましょう。
5. 伊豆オルゴール館(徒歩約15分)
約130点のアンティークオルゴールを展示・実演する施設です。入館料は大人860円。定時に行われる演奏会では、100年以上前のオルゴールの音色を体感できます。体験工房でオリジナルオルゴール作り(約1,500円〜)も人気です。
6. 象牙と石の彫刻美術館〜ジュエルピア〜(徒歩約20分)
東洋の象牙彫刻を中心に約270点を展示する世界的にも珍しい美術館です。入館料は大人1,200円。細密な彫刻技術は圧巻で、所要時間は約60〜90分が目安です。
7. 伊豆高原周辺のカフェ・グルメスポット
駅周辺には個性的なカフェやレストランが点在しています。とくにおすすめは以下の3店です。
- ル・フィヤージュ(徒歩約8分):地元で人気のパン屋。天然酵母のパンが絶品
- ケニーズハウスカフェ(徒歩約5分):濃厚ソフトクリームが名物の老舗カフェ
- 本家 鮪屋(駅構内):伊豆の新鮮な海鮮丼をリーズナブルに味わえる
バスで行ける伊豆高原の人気観光スポット5選
徒歩圏外でも、バスを使えばアクセスできるスポットは豊富にあります。東海バスの路線を活用しましょう。
1. 大室山(バス約15分)
伊豆高原を代表するシンボル的存在の火山です。伊豆高原駅からシャボテン公園行きバスに乗り、「シャボテン公園」バス停で下車。バス料金は片道約370円です。山頂へはリフトで約6分(往復700円)。お鉢めぐり(約1km・所要約20〜30分)では、360度の大パノラマを楽しめます。天気が良ければ富士山・相模湾・伊豆七島まで一望できます。
2. 伊豆シャボテン動物公園(バス約15分)
大室山のすぐ隣にある動植物園です。バス停は大室山と同じ「シャボテン公園」。入園料は大人2,600円です。約1,500種のサボテンと、カピバラをはじめとする約140種の動物がいます。冬季限定の「カピバラの露天風呂」は全国的に有名。大室山とセットで訪れるのが定番コースです。
3. 伊豆ぐらんぱる公園(バス約10分)
伊豆高原駅からバスで約10分、「ぐらんぱる公園」バス停下車。入園料は大人1,600円です。アスレチックやジップラインなどのアクティビティが充実。夜間はイルミネーション「グランイルミ」(別料金)が開催され、東日本最大級の光の祭典を体験できます。
4. 赤沢温泉郷 赤沢日帰り温泉館(バス約20分)
DHCが運営する日帰り温泉施設です。伊豆高原駅から無料送迎バスが運行されている点が最大のメリット。太平洋を一望できる露天風呂は開放感抜群です。入館料は大人1,600円(平日)〜1,900円(土日祝)。タオルのレンタルもあるので手ぶらで訪問可能です。
5. 城ヶ崎海岸(バス約7分)
先ほど徒歩ルートも紹介しましたが、体力を温存したい方はバスの利用がおすすめです。伊豆高原駅から「海洋公園」行きバスに乗り約7分。バス停から門脇つり橋までは徒歩約15分です。城ヶ崎海岸の全長約9kmの遊歩道は、一部だけ歩くことも可能なので、無理のない範囲で散策を楽しみましょう。
車なしで巡る伊豆高原モデルコース【日帰り・1泊2日】
具体的なモデルコースを2パターンご紹介します。時刻や料金は目安ですので、最新情報は東海バスや各施設のサイトでご確認ください。
日帰りモデルコース(約8時間)
| 時間 | スポット | 移動手段 |
|---|---|---|
| 10:00 | 伊豆高原駅 到着 | 電車 |
| 10:15 | ケニーズハウスカフェで軽食 | 徒歩5分 |
| 10:45 | 伊豆テディベア・ミュージアム | 徒歩10分 |
| 12:00 | 駅周辺でランチ(本家 鮪屋など) | 徒歩10分 |
| 13:00 | バスで大室山へ | バス15分 |
| 13:30 | 大室山リフト&お鉢めぐり | ー |
| 14:30 | 伊豆シャボテン動物公園 | 徒歩5分 |
| 16:00 | バスで伊豆高原駅へ | バス15分 |
| 16:30 | 城ヶ崎海岸・門脇つり橋へ散策 | 徒歩25分 |
| 17:30 | 伊豆高原駅に戻り帰路へ | 徒歩25分 |
交通費の目安:バス往復約740円+電車代+施設入場料
日帰りの場合、午前に駅周辺の美術館、午後に大室山エリアという流れがスムーズです。城ヶ崎海岸は夕方の散策がおすすめ。夕日に染まる断崖が美しく、混雑も少なくなります。
1泊2日モデルコース
【1日目】
| 時間 | スポット | 移動手段 |
|---|---|---|
| 11:00 | 伊豆高原駅 到着 | 電車 |
| 11:15 | 桜並木を散策しながら美術館エリアへ | 徒歩 |
| 11:30 | 伊豆高原ステンドグラス美術館 | 徒歩15分 |
| 13:00 | ル・フィヤージュでパンランチ | 徒歩8分 |
| 14:00 | 伊豆オルゴール館 | 徒歩15分 |
| 15:30 | 宿にチェックイン | 徒歩または送迎 |
| 17:00 | 赤沢日帰り温泉館で夕日を見ながら入浴 | 無料送迎バス |
| 19:00 | 宿で夕食 | ー |
【2日目】
| 時間 | スポット | 移動手段 |
|---|---|---|
| 9:00 | 宿をチェックアウト | ー |
| 9:30 | バスで大室山へ | バス15分 |
| 10:00 | 大室山リフト&お鉢めぐり | ー |
| 11:00 | 伊豆シャボテン動物公園 | 徒歩5分 |
| 13:00 | バスで駅に戻りランチ | バス15分 |
| 14:00 | 城ヶ崎海岸ピクニカルコース散策 | 徒歩25分 |
| 16:00 | 伊豆高原駅から帰路へ | 電車 |
1泊2日なら時間に余裕があるため、美術館巡りと自然散策の両方を満喫できます。
伊豆高原で車なし観光を快適にする5つの裏ワザ
車なし旅をさらにスムーズにするためのコツをお伝えします。
1. 東海バスフリーきっぷを活用する
東海バスでは伊豆高原エリアで使えるフリーきっぷを販売しています。「伊東観光フリーパス」は大人1,300円(2日間有効)で、伊東〜伊豆高原エリアの東海バスが乗り放題になります。3回以上バスに乗るなら、フリーきっぷの方がお得です。購入は伊豆高原駅の窓口やバス車内で可能です。
2. 施設の無料送迎バスをフル活用する
意外と見落としがちなのが、各施設が提供する無料送迎バスです。
- 赤沢温泉郷:伊豆高原駅から無料送迎バス運行
- 一部の旅館・ペンション:伊豆高原駅まで送迎サービスあり
宿泊施設を予約する際は、必ず送迎サービスの有無を確認しましょう。
3. タクシーを上手に使う
伊豆高原駅にはタクシー乗り場があります。バスの本数が少ない時間帯や、複数人で移動する場合はタクシーの方が効率的なことも。主要スポットまでのタクシー料金の目安は以下のとおりです。
| 目的地 | 所要時間 | 料金目安 |
|---|---|---|
| 大室山 | 約10分 | 約1,500円 |
| 城ヶ崎海岸 門脇つり橋 | 約10分 | 約1,200円 |
| 赤沢温泉郷 | 約15分 | 約2,000円 |
| ぐらんぱる公園 | 約7分 | 約1,000円 |
2〜3人でシェアすれば一人あたりの負担はかなり軽減されます。
4. レンタサイクルを検討する
伊豆高原駅周辺ではレンタサイクルのサービスもあります。電動アシスト自転車なら坂道の多い伊豆高原でも快適に移動可能です。料金は1日2,000円〜3,000円程度が相場。天気の良い日は自転車での観光が最も自由度が高い手段です。ただし、大室山方面は坂がきついため、電動アシストタイプを強くおすすめします。
5. 荷物はコインロッカーに預ける
車なし旅行では荷物の扱いが重要です。伊豆高原駅にはコインロッカーが設置されています。サイズは小(400円)・中(500円)・大(700円)程度。観光中は身軽に動けるよう、到着したらすぐに荷物を預けましょう。繁忙期は早い時間に埋まることがあるため、午前中の利用がおすすめです。
伊豆高原周辺で車なしでも泊まれるおすすめ宿泊エリア
車なし旅行では宿泊先の選び方も重要なポイントです。「駅からのアクセス」を最優先に考えましょう。
伊豆高原駅 徒歩圏内のペンション・B&B
伊豆高原は全国有数のペンション密集地です。駅から徒歩10〜20分圏内に数十軒のペンションがあります。多くの宿が駅までの送迎サービスを実施しているため、予約時に確認するのが鉄則です。1泊2食付きで8,000〜15,000円程度が相場。オーナー手作りのディナーが楽しめる点がペンションの魅力です。
伊豆高原駅前の温泉付きホテル
駅至近のホテルであれば、荷物の移動も最小限で済みます。温泉大浴場を備えたホテルも複数あり、観光の疲れをしっかり癒せます。1泊2食付きで12,000〜25,000円程度。駅前という立地から、夜のちょっとした買い出しにも困りません。
赤沢温泉郷エリア
無料送迎バスがあるため、車なしでも問題なくアクセスできます。DHCの総合リゾートとして、温泉・スパ・レストランがそろっています。少しリッチな旅をしたい方におすすめです。
宿選びのチェックポイント
車なし旅行者が宿を選ぶ際に確認すべき項目をまとめます。
- 駅からの送迎サービスの有無(最終送迎の時間も確認)
- 最寄りバス停からの距離
- 夕食付きプランの有無(周辺にレストランが少ない場合あり)
- コンビニ・売店の有無(伊豆高原は夜間に営業している店が少ない)
季節別・伊豆高原の車なし観光の楽しみ方
伊豆高原は四季折々の魅力があります。季節に合わせた楽しみ方を知っておくと、旅の満足度がぐっと上がります。
春(3月〜5月)
桜並木が最大の見どころです。3月下旬〜4月上旬がソメイヨシノの見頃。大室山では2月に「山焼き」が行われ、春先は一面の緑の新芽が美しい時期です。気温も歩き回るのにちょうどよく、車なし観光に最適のシーズンといえます。
夏(6月〜8月)
城ヶ崎海岸の涼しい風が心地よい季節です。ぐらんぱる公園のアクティビティも夏が本番。ただし、徒歩移動が多い車なし旅では熱中症対策を万全に。帽子・水分・日焼け止めは必須です。バスの冷房で体が冷えることもあるので、薄手の羽織りものも携帯しましょう。
秋(9月〜11月)
大室山のススキ野原が黄金色に輝く季節です。10月下旬〜11月中旬は紅葉シーズン。伊豆高原周辺の雑木林が色づき、散策が一層楽しくなります。観光客が比較的少ない穴場シーズンでもあり、バスの混雑も控えめです。
冬(12月〜2月)
伊豆シャボテン動物公園の「カピバラの露天風呂」は冬限定の名物イベントです。ぐらんぱる公園のイルミネーション「グランイルミ」も冬が最盛期。温泉でゆっくり過ごすのもこの時期ならではの楽しみ方です。伊豆高原は関東近郊の中では温暖ですが、夕方以降は冷え込むため防寒対策を忘れずに。
まとめ
伊豆高原駅から車なしで観光を楽しむためのポイントを振り返ります。
- 伊豆高原駅は車なし観光に最適な立地。徒歩圏内に美術館・カフェ・体験施設が集中している
- 徒歩で行けるスポット:テディベア・ミュージアム、ステンドグラス美術館、城ヶ崎海岸、オルゴール館など多数
- バスで行けるスポット:大室山、伊豆シャボテン動物公園、ぐらんぱる公園、赤沢温泉郷など
- 東海バスフリーきっぷを使えばバス代を節約できる
- 施設の無料送迎バス・タクシー・レンタサイクルを組み合わせると移動の自由度がアップ
- 宿泊先は駅からのアクセスと送迎サービスの有無で選ぶのが鉄則
- 季節ごとの楽しみ方を事前にチェックして旅のプランを最適化しよう
車がなくても、伊豆高原は十分に満喫できます。むしろ、ゆっくり歩いて発見する景色や、バスの車窓から眺める海岸線の美しさは、車では味わえない贅沢です。ぜひこの記事を参考に、車なし伊豆高原旅行を計画してみてください。
よくある質問(FAQ)
伊豆高原駅から車なしで大室山に行けますか?
はい、行けます。伊豆高原駅から東海バスのシャボテン公園行きに乗車し、約15分で「シャボテン公園」バス停に到着します。バス料金は片道約370円です。バス停からリフト乗り場までは徒歩すぐです。
伊豆高原駅にコインロッカーはありますか?
はい、伊豆高原駅にはコインロッカーが設置されています。小(400円)・中(500円)・大(700円)程度のサイズがあります。繁忙期は早い時間に埋まることがあるため、到着後すぐに預けることをおすすめします。
伊豆高原の観光にかかる交通費はどれくらいですか?
東京から日帰りの場合、電車代が往復約9,000円、現地でのバス代が1日500〜1,500円程度です。東海バスのフリーきっぷ(伊東観光フリーパス・大人1,300円)を利用すれば、バス代を節約できます。タクシーを利用する場合は、1回あたり1,000〜2,000円が目安です。
伊豆高原駅周辺にレンタサイクルはありますか?
はい、伊豆高原駅周辺でレンタサイクルを利用できます。電動アシスト自転車を含め、1日2,000円〜3,000円程度で借りられます。伊豆高原は坂道が多いため、電動アシストタイプがおすすめです。利用可能な店舗や在庫は事前に確認しておくと安心です。
伊豆高原の車なし観光は何時間くらいあれば楽しめますか?
日帰りなら最低6〜8時間あると主要スポットを回れます。午前に駅周辺の美術館、午後にバスで大室山・シャボテン公園を巡るのが定番です。1泊2日あれば、城ヶ崎海岸の散策や温泉もゆっくり楽しめます。
伊豆高原は雨の日でも車なしで楽しめますか?
はい、楽しめます。テディベア・ミュージアム、ステンドグラス美術館、伊豆オルゴール館など屋内施設が充実しています。伊豆シャボテン動物公園も温室が多いため、雨天でも比較的快適です。ただし、城ヶ崎海岸など屋外スポットは足元が滑りやすくなるため注意が必要です。
伊豆高原駅周辺で夕食を食べられる場所はありますか?
駅周辺にはレストランや食事処がいくつかありますが、都市部と比べると選択肢は限られます。また、閉店時間が早い店も多いです。車なしの場合は夕食付きの宿泊プランを選ぶか、事前にレストランの営業時間を調べて予約しておくことを強くおすすめします。

