多彩な魅力が凝縮された半島、伊豆へ
首都圏から気軽にアクセスでき、年間を通して温暖な気候に恵まれた伊豆半島。エメラルドグリーンに輝く海、緑豊かな山々、そして豊富な温泉と、訪れる人々を魅了する多彩な顔を持っています。歴史的な街並みから最新のアクティビティ施設、新鮮な海の幸や山の幸を活かしたグルメまで、その魅力は尽きることがありません。
この記事では、2026年の最新情報に基づき、伊豆の観光スポットをエリア別にランキング形式でご紹介します。さらに、絶対に外せない絶品グルメ、心身を癒す名湯、そして旅をより豊かにするための情報までを網羅した完全ガイドです。あなたの次の旅行計画に、ぜひお役立てください。
伊豆観光のベストシーズンはいつ?季節ごとの魅力
伊豆は年間平均気温が15~17℃と温暖で、一年中楽しめる観光地です。しかし、季節ごとに異なる表情を見せるため、目的に合わせて訪れる時期を選ぶのがおすすめです。ここでは、四季折々の伊豆の魅力をご紹介します。
春(3月~5月):花々と新緑の競演
春の伊豆は、まさに花の楽園。1月下旬から咲き始める河津桜を皮切りに、ソメイヨシノ、小室山のつつじ、松崎町のワイルドフラワーなどが次々と見頃を迎えます。特に河津町では、2026年も2月7日(土)から3月8日(日)にかけてが開催され、多くの観光客で賑わいます。また、伊豆長岡エリアでは11月から5月中旬までいちご狩りが楽しめ、甘くて新鮮な「紅ほっぺ」などを味わうことができます。
夏(6月~8月):海水浴と爽快アクティビティ
夏は、伊豆の美しい海を満喫する絶好の季節。白浜やヒリゾ浜などのビーチは多くの海水浴客で賑わいます。また、ダイビングやシュノーケリング、シーカヤックといったマリンアクティビティも盛んです。さらに、伊東市のや熱海市の「熱海海上花火大会」など、夏ならではのイベントも各地で開催され、伊豆の夜を華やかに彩ります。
秋(9月~11月):紅葉と味覚の収穫祭
秋が深まると、修善寺温泉街や熱海梅園、天城路などが美しい紅葉に染まります。特に修善寺の紅葉は「伊豆の小京都」の風情と相まって格別です。食欲の秋でもあり、9月中旬から漁が解禁される伊勢海老は、この時期に味が良くなると言われています。南伊豆では伊勢エビ祭りが開催され、新鮮な伊勢海老料理を堪能できます。
冬(12月~2月):温泉と早春の花々
冬は温泉の温かさが身に染みる季節。冷えた体を芯から温める時間は、冬の伊豆旅行の醍醐味です。また、冬でも温暖な伊豆では、花を楽しむことができます。下田市の爪木崎では300万本の水仙が咲き誇り、「水仙まつり」が開催されます。伊東市の伊豆シャボテン動物公園では、冬の風物詩「元祖カピバラの露天風呂」が見られ、心温まる光景に癒されます。さらに、2月には大室山の「山焼き」という迫力ある伝統行事も行われます。
【エリア別】伊豆の人気観光スポットランキング
広大な伊豆半島は、エリアごとに異なる魅力を持っています。ここでは「東伊豆」「中伊豆」「南伊豆」「西伊豆」の4つのエリアに分け、それぞれの人気観光スポットをランキング形式で紹介します。
東伊豆エリア:リゾート感あふれる玄関口
首都圏からのアクセスが良く、熱海や伊東といった有名な温泉地を擁する東伊豆。リゾートホテルや観光施設が充実しており、多くの観光客で賑わいます。
- 大室山(伊東市):標高580mのお椀を伏せたような形の火山。リフトで山頂に登れば、富士山や伊豆七島、相模灘を一望できる360度のパノラマが広がります。冬には伝統行事「山焼き」が行われます。
- MOA美術館(熱海市):国宝「紅白梅図屏風」をはじめ、約3,500点の美術品を収蔵。相模灘を見渡せる絶景カフェや、パティシエ鎧塚俊彦氏プロデュースのスイーツ店も人気です。
- 熱海城(熱海市):海抜160mの錦ヶ浦山頂にそびえる観光城。天守閣からの絶景はもちろん、江戸体験コーナーや足湯など、家族で楽しめる施設が充実しています。
東伊豆のその他の注目スポット
伊豆ぐらんぱる公園:昼は多彩なアトラクション、夜は体験型イルミネーション「グランイルミ」が楽しめるレジャーパーク。
伊豆シャボテン動物公園:約1,500種のサボテンと約140種の動物と触れ合える公園。「元祖カピバラの露天風呂」は必見。
道の駅 伊東マリンタウン:カラフルな建物が目を引く道の駅。温泉、グルメ、遊覧船など一日中楽しめます。
中伊豆エリア:歴史と自然が息づく心臓部
天城連山に抱かれ、狩野川が流れる中伊豆エリアは、豊かな自然と歴史的な風情が魅力です。「伊豆の小京都」と呼ばれる修善寺温泉を中心に、落ち着いた雰囲気が漂います。
- 修善寺温泉 竹林の小径(伊豆市):桂川沿いに続く竹林の遊歩道。風情ある景色はミシュラン・グリーンガイドで2つ星を獲得。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
- 浄蓮の滝(伊豆市):日本の滝百選にも選ばれる名瀑。高さ25m、幅7mの滝が玄武岩の崖を流れ落ちる様は圧巻です。周辺にはわさび田が広がります。
- 修善寺 虹の郷(伊豆市):広大な敷地にイギリス村、カナダ村、日本庭園などが点在するテーマパーク。四季折々の花々や、秋の紅葉ライトアップが美しいです。
南伊豆エリア:透明な海と開国の歴史
伊豆半島の南端に位置し、透明度の高い美しいビーチが点在するエリア。幕末開港の地である下田を中心に、歴史的な見どころも豊富です。
- 下田海中水族館(下田市):自然の入り江を利用したユニークな水族館。イルカショーやアシカショーのほか、イルカとのふれあい体験も人気です。
- 龍宮窟(下田市):波の浸食によってできた海蝕洞(天窓洞)。洞窟の上から見下ろすとハートの形に見えることから、パワースポットとして注目されています。
- 下田ペリーロード(下田市):了仙寺と下田公園を結ぶ約700mの小道。なまこ壁や伊豆石造りの建物が残り、レトロで異国情緒あふれる雰囲気が漂います。
西伊豆エリア:夕陽と神秘の景勝地
駿河湾に面した西伊豆は、美しい夕陽が見られることで有名です。複雑な海岸線が作り出すダイナミックで神秘的な景観が魅力です。
- 堂ヶ島 天窓洞(西伊豆町):天井が抜け落ちて天窓のようになった海蝕洞窟。遊覧船で洞窟内に入ると、天窓から差し込む光が海面を照らし、幻想的な青色の世界が広がります。
- 恋人岬(伊豆市):愛する人の名前を呼びながら岬の先端にある鐘を3回鳴らすと恋が実るといわれるロマンチックなスポット。富士山や駿河湾を望む景色も素晴らしいです。
- 土肥金山(伊豆市):江戸時代から昭和にかけて栄えた金山。現在は観光坑道として公開されており、砂金採り体験も楽しめます。純金250kgの世界一の巨大金塊は必見です。
伊豆で味わうべき絶品グルメ!海の幸から山の恵みまで
伊豆半島は、相模灘と駿河湾という二つの海、そして天城連山がもたらす豊かな自然に恵まれ、まさに食材の宝庫です。旅行の大きな楽しみの一つである「食」。伊豆ならではの旬の味覚をぜひご堪ESGください。
海の幸の王様「金目鯛」と「伊勢海老」
伊豆を代表するグルメといえば、何と言っても金目鯛。特に下田港や稲取港は日本有数の水揚げ量を誇ります。脂がのった金目鯛を甘辛く煮付けた「煮付け」は、伊豆の郷土料理の定番。ふっくらとした身と濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。旬は冬(11月~4月)と産卵前の初夏(6月)の年2回あるとされています。下田市のでは、豪快な姿煮定食が人気です。
また、南伊豆では伊勢海老も名物です。9月中旬に漁が解禁され、秋から冬にかけて旬を迎えます。ぷりぷりとした食感と濃厚な甘みが楽しめるお造りはもちろん、鬼殻焼きや味噌汁など、様々な調理法でその美味しさを堪能できます。
山の恵みの代表格「わさび」と「天城軍鶏」
清らかな水が豊富な伊豆は、日本有数のわさびの産地です。特に天城地方のわさびは最高級品として知られています。すりたての生わさびをご飯にのせ、鰹節と醤油をかけていただく「わさび丼」は、わさび本来の爽やかな香りと辛味をダイレクトに楽しめる逸品。河津町のは、わさび丼発祥の店として有名です。お土産には、老舗「田丸屋本店」や「山本食品」のわさび漬けがおすすめです。
また、伊豆の地鶏「天城軍鶏」も忘れてはならない味覚です。しっかりとした歯ごたえと、噛むほどに広がる濃厚な旨味が特徴で、鍋料理や焼き鳥、親子丼などでその真価を発揮します。
旬を味わうフルーツ&スイーツ
温暖な気候の伊豆はフルーツ栽培も盛んです。爽やかな香りと上品な甘さが特徴の「ニューサマーオレンジ」は、東伊豆の特産品。4月から5月にかけて旬を迎え、ゼリーやドレッシングなどの加工品も人気です。また、1月から5月にかけては「いちご狩り」のシーズン。伊豆の国市などで栽培される「紅ほっぺ」は、甘みと酸味のバランスが絶妙です。
スイーツでは、下田市の平井製菓が作る「ハリスさんの牛乳あんパン」が有名。牛乳を練り込んだしっとり生地の中に、こしあんとソフトバターが入った懐かしい味わいです。
心も体も癒される!伊豆の人気温泉地と泉質
伊豆半島は「温泉半島」と呼ばれるほど、各地に多種多様な温泉が湧き出ています。歴史ある温泉街から絶景の露天風呂まで、旅の疲れを癒す極上の湯があなたを待っています。
熱海温泉:日本を代表する温泉リゾート
徳川家康も愛したと言われる日本屈指の温泉地。湯量が豊富で、泉質の多くは塩化物泉と硫酸塩泉です。塩化物泉は塩分が肌をコーティングし、湯冷めしにくく保湿効果が高いのが特徴。「熱の湯」とも呼ばれます。弱アルカリ性の湯が多く、肌に優しく美肌効果も期待できます。JR東日本は2026年1月1日から3月31日まで、早春の伊豆・熱海観光キャンペーンを開催し、温泉と花を楽しむ旅を推進しています。
熱海市内には、中心部の「熱海温泉」のほか、古くからの湯治場である「伊豆山温泉」、海沿いの「南熱海網代温泉」、万葉集にも詠まれた「伊豆湯河原温泉」と、特色の異なる4つの温泉エリアが点在しています。日帰り温泉施設も充実しており、気軽に名湯を楽しめるのも魅力です。
伊東温泉:豊富な湯量と歴史を誇る温泉街
全国でも有数の湧出量を誇る伊東温泉。泉質は単純泉や弱食塩泉(塩化物泉)が中心で、無色透明で肌への刺激が少ないため、赤ちゃんからお年寄りまで安心して入れます。ほとんどの旅館やホテルが源泉かけ流しという贅沢さも魅力です。市内には7つの共同浴場「七福神の湯」や無料の足湯も点在し、温泉街散策の途中に気軽に立ち寄ることができます。
修善寺温泉:「伊豆の小京都」で楽しむ古湯
弘法大師が開いたと伝わる、伊豆で最も歴史のある温泉。桂川沿いに風情ある旅館が立ち並ぶ様子は「伊豆の小京都」と称されます。泉質はアルカリ性単純泉で、刺激が少なく肌に優しいのが特徴です。神経痛や疲労回復などに効能があるとされ、湯上りには肌がすべすべになる美肌の湯としても知られています。
下田温泉:開国の歴史とともにある温泉郷
下田市内に点在する蓮台寺温泉、河内温泉、白浜温泉などを総称して下田温泉と呼びます。多くの宿の源泉となっている蓮台寺温泉は、1300年の歴史を持つ古湯です。泉質は単純温泉が中心で、無色透明・無味無臭。肌に優しい弱アルカリ性のため、敏感肌の人でも安心して入浴できます。
旅の準備と楽しみに!Amazonで揃える伊豆旅行アイテム
旅の計画からお土産選びまで、Amazonを活用すれば伊豆旅行がさらに充実します。ここでは、旅行前後に役立つおすすめアイテムをご紹介します。
【必携】最新情報満載のガイドブック
伊豆の旅を計画するなら、まずは最新のガイドブックを手に入れましょう。2025年1月に発売された『るるぶ伊豆’26』や『まっぷる 伊豆 熱海’26』は、2026年の最新スポットやグルメ、イベント情報が満載です。特に『まっぷる 伊豆 熱海’27』は2026年1月14日に発売予定で、熱海の情報が別冊付録になるなどパワーアップしています。これらのガイドブックで、行きたい場所をチェックし、自分だけの旅のプランを立てるのも楽しい時間です。
るるぶ伊豆’26 (るるぶ情報版)
伊豆の最新情報を網羅した定番ガイドブック。王道スポットから穴場まで、これ一冊で伊豆観光は完璧。取り外せる便利な大判マップ付き。
【お土産】自宅で楽しむ伊豆の味
旅行の思い出に、そして大切な人へのお土産に、伊豆の味を持ち帰りませんか。Amazonなら、現地で買いそびれた名産品も手軽に購入できます。
- 小木曽商店の干物セット:明治33年創業の老舗が作る、無添加・手作りの干物。特に看板商品の真あじは、脂のりと旨味が格別です。冷凍で届くので、いつでも伊豆の味を楽しめます。
- カメヤのわさびマヨネーズ:伊豆のわさび屋が作った、ツーンとくる辛さが癖になるマヨネーズ。野菜スティックやフライ、サンドイッチなど、様々な料理に使えます。
- 伊豆ニューサマーオレンジゼリー:東伊豆特産のニューサマーオレンジを使った爽やかなゼリー。ぷるぷるの食感と柑橘の香りが楽しめます。
伊豆下田 小木曽商店 干物詰め合わせ
真あじ、さば味醂干し、さば干物などが入った人気のセット。保存料・化学調味料無添加で、魚本来の旨味を最大限に引き出しています。ギフトにも最適。
【便利グッズ】旅を快適にするアイテム
荷物のパッキングや移動を快適にする便利グッズがあれば、旅の質がぐっと上がります。特に温泉地を巡る伊豆旅行では、特定のアイテムが重宝します。
- トラベルポーチ:衣類や下着、洗面用具などを仕分けしてスーツケースの中をすっきり整理。メッシュ素材のものなら中身が一目でわかって便利です。
- 防水スタッフバッグ:濡れたタオルや水着を入れたり、逆にスマートフォンやカメラを水から守ったりと、海や温泉で大活躍。軽量でコンパクトなものがおすすめです。
- 温泉用メッシュバッグ:タオルやアメニティを入れて、そのまま浴場へ持ち込めるバッグ。水切れが良く、宿の部屋で乾かす際にも便利です。
トラベルポーチ 6点セット
サイズの異なるポーチがセットになっており、衣類、下着、小物などを効率的にパッキング可能。洗濯機で洗える丈夫な生地で、旅行中の整理整頓に役立ちます。
伊豆へのアクセス方法
伊豆半島へのアクセスは、出発地や目的地によって様々ですが、主に電車と車が利用されます。
- 電車でのアクセス:東京方面からは、特急「踊り子」「サフィール踊り子」が便利です。東京駅から乗り換えなしで熱海、伊東、伊豆急下田、修善寺までアクセスできます。新幹線を利用する場合は、熱海駅または三島駅でJR伊東線・伊豆急行線や伊豆箱根鉄道に乗り換えます。
- 車でのアクセス:東京方面からは、東名高速道路または新東名高速道路を利用し、沼津ICや長泉沼津ICから伊豆縦貫自動車道へ入るのが一般的です。目的地に応じて、伊豆中央道や修善寺道路(いずれも有料)などを利用します。東京ICから修善寺ICまでの所要時間は約1時間45分が目安です。
伊豆半島内の移動は、路線バス(東海バス)が網の目のように運行しており、各駅から主要な観光スポットへのアクセスを担っています。エリアごとにお得なフリーパスも販売されているため、公式サイトで確認してみましょう。
まとめ
伊豆半島は、訪れるたびに新しい発見がある、魅力の尽きない場所です。息をのむような絶景、歴史の香り漂う街並み、心と体を癒す温泉、そして豊かな自然が育んだ絶品グルメ。この記事でご紹介したランキングや情報を参考に、あなただけの特別な伊豆の旅を計画してみてはいかがでしょうか。
2026年も、伊豆は四季折々の美しい姿であなたを待っています。次の休日は、この魅力あふれる半島で、忘れられない思い出を作ってみませんか。

