伊豆稲取駅はどんな駅?観光の拠点としての魅力を解説
「伊豆稲取駅に降りたけど、何があるの?」「車なしでも観光できる?」そんな疑問をお持ちではありませんか。伊豆稲取駅は伊豆急行線の駅で、東京から特急踊り子号で約2時間20分というアクセスの良さが魅力です。この記事では、伊豆稲取駅を起点にした観光情報を徹底的にまとめました。徒歩圏内のスポットからバスで行ける名所、地元ならではのグルメまで、初めて訪れる方にもリピーターの方にも役立つ内容をお届けします。
伊豆稲取駅は静岡県賀茂郡東伊豆町に位置しています。駅舎は比較的コンパクトですが、構内には観光案内所があります。ここで地図やパンフレットを入手するのが観光の第一歩です。駅前にはタクシー乗り場とバス停があり、レンタサイクルの利用も可能です。
稲取の特徴は、漁港を中心に発展した温泉街であることです。金目鯛の水揚げ量が日本屈指であり、雛のつるし飾り発祥の地としても知られています。海、山、温泉、食、文化のすべてが小さなエリアに凝縮されているのが最大の魅力です。
駅の標高は約50メートルで、稲取漁港までは下り坂になっています。行きは楽ですが、帰りは上り坂になる点だけ覚えておきましょう。駅から漁港までは徒歩約15分です。
伊豆稲取駅から徒歩で行けるおすすめ観光スポット7選
車がなくても十分に楽しめるのが稲取観光の嬉しいポイントです。駅から徒歩圏内のおすすめスポットを厳選してご紹介します。
1. 稲取漁港(徒歩約15分)
稲取観光のシンボルともいえる漁港です。朝早く訪れると、漁船が行き交う活気ある風景を見ることができます。毎週土日祝日の朝8時頃から「港の朝市」が開催され、新鮮な海産物や干物を購入できます。金目鯛の干物は1枚500円前後からあり、お土産にも最適です。漁港の岸壁からは伊豆大島が見えることもあり、フォトスポットとしても人気があります。
2. 雛のつるし飾りまつり会場(徒歩約20分)
稲取温泉は「雛のつるし飾り」発祥の地です。毎年1月下旬から3月下旬にかけて開催される「雛のつるし飾りまつり」は、東伊豆を代表する冬の風物詩です。メイン会場の「文化公園 雛の館」では、天井から吊るされた色鮮やかなつるし飾りが圧巻の美しさを誇ります。入館料は大人500円です。期間外でも「なぶらとと」などの施設で通年展示を見ることができます。
3. 稲取岬と灯台(徒歩約25分)
稲取半島の先端にある岬で、どんつく神社が鎮座しています。白亜の稲取岬灯台があり、ここから眺める太平洋のパノラマは絶景です。特に日の出の名所として知られ、元旦には初日の出を見に多くの人が訪れます。岬の周辺は遊歩道が整備されており、散策に最適です。所要時間は一周約30分が目安です。
4. 素盞鳴(すさのお)神社(徒歩約18分)
地元で「天王さん」と呼ばれ親しまれている神社です。毎年7月に行われる「稲取の天王祭」は見どころの一つです。境内の階段を上ると、稲取の街並みと海を一望できるビュースポットがあります。パワースポットとしても注目されており、縁結びのご利益があるとされています。
5. 稲取温泉街の足湯(徒歩約10〜20分)
稲取温泉街には無料で利用できる足湯スポットが複数あります。「湯っくり公園」の足湯は海を眺めながら浸かれると好評です。散策の合間に足の疲れを癒すのにぴったりです。タオルを1枚持参すると便利でしょう。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、肌がすべすべになると評判です。
6. 海岸沿いの遊歩道「サンロード」(徒歩約10分〜)
稲取の海岸沿いに整備された遊歩道です。波の音を聞きながらのんびりと歩くことができます。途中にはベンチや東屋があり、休憩しながら海を眺められます。春には桜と海のコラボレーションが楽しめ、写真愛好家にも人気のスポットです。
7. 稲取文化公園(徒歩約20分)
芝生広場や池がある落ち着いた公園です。園内には無料の足湯もあります。雛のつるし飾りまつりの時期にはメイン会場にもなります。家族連れでのんびり過ごすのに最適な場所です。
伊豆稲取駅周辺で外せない金目鯛グルメと地元の名店
稲取を訪れたなら、金目鯛を食べずに帰るわけにはいきません。稲取港は金目鯛の水揚げ量が全国トップクラスで、「稲取キンメ」はブランド金目鯛として高い評価を受けています。一般的な金目鯛と比べて脂の乗りが良く、身がふっくらとしているのが特徴です。
おすすめの金目鯛料理店
徳造丸 海鮮家 稲取本店は、稲取金目鯛料理の代名詞ともいえるお店です。駅からバスで約5分、徒歩なら約15分の場所にあります。名物の「金目鯛の煮付け」は1尾2,500円前後から。甘辛い煮汁がしっかり染み込んだ身は絶品です。金目鯛しゃぶしゃぶや刺身も楽しめます。
網元料理 徳造丸 本店は、漁港のすぐそばにある老舗です。水揚げされたばかりの金目鯛を使った料理が自慢。金目鯛づくしコースは3,500円前後から提供されており、煮付け・刺身・あら汁を一度に堪能できます。
なぶらととは、稲取漁港に隣接する複合施設内にあります。手軽な価格で金目鯛料理を楽しめるのが魅力です。金目鯛バーガーや金目鯛のコロッケなど、食べ歩き向けのメニューも充実しています。
金目鯛以外のグルメ
稲取には金目鯛以外にも美味しいものがたくさんあります。地元で愛される「肉チャーハン」は、町内の複数の食堂で提供されているB級グルメです。また、ニューサマーオレンジを使ったスイーツや、地元の和菓子店で買える「いなとり饅頭」もおすすめです。
朝市で購入した干物を宿で焼いてもらえるサービスを提供している旅館もあります。お土産には稲取産のわさびや、地元の醤油蔵で作られた醤油も喜ばれます。
伊豆稲取駅からバス・タクシーで行く人気観光スポット
徒歩圏外にも見逃せないスポットが点在しています。バスやタクシーを利用すれば、行動範囲が大きく広がります。
伊豆アニマルキングダム(バス約10分)
駅からバスで約10分の場所にある動物園・遊園地の複合施設です。キリンやサイを間近で見られるウォーキングサファリが人気。ホワイトタイガーへのエサやり体験は子どもから大人まで大興奮間違いなしです。入園料は大人2,500円、子ども1,250円(2024年時点)。所要時間は2〜3時間が目安です。伊豆稲取駅からの送迎バスも運行しています。
細野高原(タクシー約15分)
東京ドーム26個分の広さを持つ大草原です。秋にはススキの大群落が黄金色に輝き、まるで別世界のような景色が広がります。例年10月上旬から11月上旬にかけて「すすき野原イベント」が開催されます。三筋山の山頂からは360度のパノラマビューが楽しめ、天城連山、相模湾、伊豆七島を一望できます。
河津バガテル公園(電車で1駅+バス)
フランス・パリのバガテル公園を再現したバラ園です。隣駅の河津駅からアクセスできます。春と秋のバラの見頃には約6,000株のバラが咲き誇ります。稲取観光と組み合わせて訪れるのがおすすめです。
熱川バナナワニ園(電車で1駅)
伊豆稲取駅から伊豆急行線で1駅の伊豆熱川駅が最寄りです。約20種類のワニと熱帯植物を観察できます。日本でここだけで飼育されているニシレッサーパンダも必見です。所要時間は約1〜2時間です。
季節別に楽しむ伊豆稲取駅発の観光モデルコース
稲取は四季折々の魅力があります。季節ごとのおすすめモデルコースをご紹介します。
春(3月〜5月)のモデルコース
所要時間:約5時間
- 伊豆稲取駅到着(10:00)→ 観光案内所で情報収集
- 文化公園 雛の館で雛のつるし飾り鑑賞(10:20〜11:00)※3月下旬まで
- 稲取漁港を散策(11:15〜11:45)
- 徳造丸で金目鯛ランチ(12:00〜13:00)
- 稲取岬・灯台を散策(13:20〜14:00)
- 足湯で休憩(14:15〜14:45)
- 駅に戻ってお土産購入(15:00〜15:30)
春は河津桜のシーズンとも重なります。河津駅まで足を延ばせば、桜並木の絶景も楽しめます。
夏(6月〜8月)のモデルコース
所要時間:約6時間
- 伊豆稲取駅到着(9:30)
- ウキウキビーチ(稲取池尻海岸)で磯遊び(10:00〜11:30)
- 稲取漁港周辺でランチ(12:00〜13:00)
- 伊豆アニマルキングダム(13:30〜15:30)
- 温泉街で日帰り入浴(16:00〜17:00)
夏の稲取は海水浴と磯遊びが楽しめます。ウキウキビーチはファミリーに人気の天然プールです。波が穏やかなので小さなお子様でも安心して遊べます。
秋(9月〜11月)のモデルコース
所要時間:約5時間
- 伊豆稲取駅到着(9:30)
- 細野高原でススキの大草原を散策(10:00〜12:00)
- 稲取漁港エリアでランチ(12:30〜13:30)
- 稲取温泉街を散策・足湯巡り(14:00〜15:00)
- お土産購入・駅へ(15:30)
秋の細野高原は必見です。10月中旬が見頃のピークです。イベント期間中はシャトルバスが運行されるので、アクセスも便利です。
冬(12月〜2月)のモデルコース
所要時間:約5時間
- 伊豆稲取駅到着(10:00)
- 雛のつるし飾りまつり鑑賞(10:20〜11:30)※1月下旬〜
- 金目鯛ランチ(12:00〜13:00)
- 稲取岬で冬の澄んだ海景色を鑑賞(13:20〜14:00)
- 日帰り温泉でゆったり(14:30〜16:00)
冬は空気が澄んで、伊豆大島や利島がくっきりと見える日が増えます。金目鯛も冬が旬で、脂の乗りが最高です。
伊豆稲取駅周辺の温泉・日帰り入浴スポット
稲取温泉は開湯から約550年の歴史を誇る名湯です。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、冷え性などに効能があるとされています。
日帰り入浴ができる施設
稲取赤尾ホテル 海諷廊は、太平洋を一望できる露天風呂が自慢です。日帰り入浴は大人1,500円前後で利用可能です。タオルの貸し出しもあるので、手ぶらで訪れても大丈夫です。
石花海(せのうみ)は、全室オーシャンビューの旅館です。日帰りプランでは、温泉とランチがセットになったお得なコースがあります。金目鯛料理と温泉を同時に楽しめるので、日帰り観光の方にもおすすめです。
磯 Sea Garden IKEJIRIは、海岸に面した開放的な温泉施設です。夏季には温泉プールも営業しており、子ども連れの家族にも人気です。
なお、日帰り入浴の受付時間や料金は変動することがあります。訪問前に公式サイトや電話で確認することをおすすめします。
無料の足湯スポット
稲取温泉街には無料で楽しめる足湯が3か所以上あります。「湯っくり公園」の足湯は海を眺めながら利用でき、「稲取文化公園」の足湯は広々としたスペースでくつろげます。散策の途中に気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
伊豆稲取駅へのアクセス方法と知っておきたい交通情報
伊豆稲取駅への主なアクセス方法をまとめます。事前に把握しておけば、スムーズに観光を楽しめます。
電車でのアクセス
東京方面から
- 特急踊り子号:東京駅から伊豆稲取駅まで約2時間20分。料金は約5,500円(乗車券+特急券)
- 普通列車:東京駅→熱海駅(JR東海道本線・約1時間40分)→伊豆稲取駅(伊豆急行線・約1時間10分)。料金は約3,800円
名古屋方面から
- 新幹線で熱海駅まで約1時間40分。熱海駅から伊豆急行線で約1時間10分
伊豆急行線では車窓から海の絶景を楽しめます。進行方向左側の座席がおすすめです。リゾート21という特別車両に乗れることもあり、海側を向いた展望席は無料で利用できます。
車でのアクセス
東京方面からは東名高速道路の厚木ICから小田原厚木道路を経由し、国道135号線を南下します。所要時間は約3時間です。週末や連休は国道135号線が渋滞しやすいので、早朝の出発をおすすめします。
駅周辺にはコインパーキングがいくつかあります。1日500〜1,000円程度で利用できます。
駅周辺の交通手段
- 路線バス:東海バスが稲取エリアを運行。本数は1時間に1〜2本程度
- タクシー:駅前にタクシー乗り場あり。細野高原まで片道約2,000円が目安
- レンタサイクル:駅周辺で借りられる場合あり。坂道が多いので電動アシスト付きがおすすめ
- 徒歩:主要観光スポットは徒歩20〜30分圏内に集中
バスの時刻表は事前にチェックしておきましょう。本数が限られるため、タクシーとの併用が効率的です。
まとめ|伊豆稲取駅を起点に最高の観光体験を
伊豆稲取駅は、小さな駅ながら周辺には魅力的な観光スポットが凝縮されています。最後に、この記事のポイントを整理します。
- 伊豆稲取駅は東京から特急で約2時間20分とアクセス良好
- 駅から徒歩圏内に漁港、温泉街、岬、神社など見どころが豊富
- 金目鯛は稲取の代名詞。煮付け・しゃぶしゃぶ・刺身すべて絶品
- 雛のつるし飾りは1月下旬〜3月下旬が見頃
- バスやタクシーを使えば伊豆アニマルキングダムや細野高原にも行ける
- 日帰り温泉や無料の足湯で旅の疲れを癒せる
- 季節ごとに異なる魅力があり、何度訪れても新しい発見がある
- 車なしでも十分楽しめるが、バスの本数は要チェック
伊豆稲取駅を起点にすれば、日帰りでも1泊2日でも充実した観光が楽しめます。ぜひこの記事を参考に、あなただけの稲取旅を計画してみてください。
よくある質問(FAQ)
伊豆稲取駅から徒歩で行ける観光スポットはありますか?
はい、稲取漁港(徒歩約15分)、稲取岬と灯台(徒歩約25分)、雛のつるし飾り会場(徒歩約20分)、素盞鳴神社(徒歩約18分)、無料の足湯スポット(徒歩約10〜20分)など、多くの観光スポットに徒歩でアクセスできます。主要スポットは駅から徒歩20〜30分圏内に集中しています。
伊豆稲取駅周辺で金目鯛が食べられるおすすめの店はどこですか?
稲取は金目鯛の名産地で、複数の名店があります。特に「徳造丸 海鮮家 稲取本店」は金目鯛の煮付けが名物で、1尾2,500円前後から楽しめます。「なぶらとと」では金目鯛バーガーなど手軽なメニューもあり、食べ歩きにもおすすめです。
伊豆稲取駅から伊豆アニマルキングダムへはどう行けばいいですか?
伊豆稲取駅からバスで約10分です。駅からの送迎バスも運行しています。タクシーを利用する場合は片道約10分、料金は1,500円前後が目安です。入園料は大人2,500円、子ども1,250円で、所要時間は2〜3時間が目安です。
伊豆稲取駅周辺で日帰り温泉に入れる場所はありますか?
稲取温泉街には日帰り入浴が可能な旅館やホテルがあります。「稲取赤尾ホテル 海諷廊」は大人1,500円前後で太平洋を一望できる露天風呂を利用できます。また、稲取温泉街には無料の足湯スポットも3か所以上あり、気軽に温泉を楽しめます。
東京から伊豆稲取駅へのアクセス方法と所要時間を教えてください。
東京駅から特急踊り子号を利用すると約2時間20分、料金は約5,500円です。普通列車の場合は、東京駅からJR東海道本線で熱海駅まで約1時間40分、そこから伊豆急行線で約1時間10分の合計約2時間50分で、料金は約3,800円です。車の場合は東名高速・小田原厚木道路経由で約3時間が目安です。
雛のつるし飾りまつりはいつ開催されますか?
雛のつるし飾りまつりは毎年1月下旬から3月下旬にかけて開催されます。メイン会場は「文化公園 雛の館」で、入館料は大人500円です。期間外でも「なぶらとと」などの施設で通年展示を見ることができます。稲取温泉は雛のつるし飾り発祥の地として知られています。
伊豆稲取駅周辺の観光は車なしでも楽しめますか?
はい、車なしでも十分楽しめます。主要な観光スポットは駅から徒歩20〜30分圏内に集中しており、伊豆アニマルキングダムなど少し離れた場所へもバスやタクシーでアクセス可能です。ただし路線バスの本数は1時間に1〜2本程度なので、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。

