旅館に、もっと熱を。Staff Blog
スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください
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富嶽はなぶさの年末年始の料理は、大晦日~1月3日まで朝夕食とも全て違う特別献立でお客様をお迎えします。
12月上旬より、ガンガン仕込みは進めております。12月の忘年会シーズンの営業をこなしながらの仕込みは、相当大変なのですが、調理場が一丸となって仕事している様は個人的には好き。
大晦日は年越し蕎麦やステーキなどが入った豪華な会席料理ですが、元旦からは「おせち料理」をベースにした特別献立の会席料理。
など伝統的な和食のおせちの中に、田舎風パテなどやホワイトソースのグラタンなど、新しい風も入れております。
どこの旅館もそうだと思うのですが、年末年始は一年で一番宿泊料金が高くなります。3倍、4倍なんて言うのは当たり前。どこもここぞとばかりに高価格で販売しておりますが、当館・富嶽はなぶさの年末年始の宿泊料金は2倍~2.5倍程度に設定しております。
鮑や伊勢海老など、普段のスタンダード会席より原価が掛かるものが多いので料金アップは仕方ないのですが、3倍・4倍を付けるほどは掛かっていません。ですので、他に比べて当館の値段は安く設定してます。同業者から「年末年始、安すぎない?」と心配されるほど。
社長の親父が言っていました。「3倍も4倍も価値を出しているか?特日だからって価値以上に戴いちゃダメなんだ」と。故に年末年始のご予約は既に一杯。これからキャンセルなどで多少は動くでしょうが、満室は変わりないかと。そんな状況ですので、12月27日~1月4日まで、旅館は相当忙しくなります。
最近、「はなぶささんで”おせち”は販売しないんですか?」という質問を受けました。
年末年始はおせち料理を出すし、作る技術も知識もある。しかしながら、おせち販売はやりません。というか出来ません。
まずは、年末年始にご来館していただくお客様が第一。一年で一番高い時期に、多くのお金を払って伊豆まで来てくれるお客様を笑顔にするのが僕らのミッションです。
その合間におせち料理を詰めるとしたら、今の調理場の人数では足りません。営業に支障をきたす恐れもあります。
「目の前のお客様にどれだけ満足していただけるか?」
今年はとにかくコレを一番に考えて、年末年始を迎えたいと思います!
ご来館を予定されているお客様は、どうぞお気をつけてお越しください。今年の”はなぶさ”からは、立派な富士山が見えるはずですので!
年末感漂ってまいりました #富嶽はなぶさ の調理場です。
仕込みに営業にと追われておりますがやる事やっちゃわないと年末死んじゃいますからね。
今年は移転して初めての年末年始。部屋数も中身もまるっきり変わったので、怖くもあり楽しみでもあります。https://t.co/wdaxEceiu5 pic.twitter.com/RW7WcxwguO— 「はな」富嶽はなぶさ 三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) December 23, 2019
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