旅館に、もっと熱を。Staff Blog

スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください

「旅人の喜び」を提供し続ける

お客様との繋がりを大切にする旅館にしていきたいな

「また来たいな」

富嶽はなぶさは、そう思っていただける宿を目指している。

”リピーター”という響きはどこかビジネスライクだから好きではない。”お馴染みさん”という言い方もなんだか違和感がある。個人の主観ですが。

やはり、お客様のお名前を直接「〇〇さま」って呼ぶのが一番しっくりくるのは僕だけだろうか。

この「〇〇さま」をもっともっと増やしていけるように、富嶽はなぶさのスタッフは日々努力をしています。

”何度も行く宿”って皆さんはいくつありますか?

旅行好きの僕でも「また行く宿」は数軒しかありません。

飲食店でもリピートするというのは難しいのに、宿泊施設のリピートとなるとそのハードルは一気に上がる。

では「また行きたい」のきっかけはなんだろう?

 

繋がりのある宿へ

宿の魅力ってどんな部分なんでしょうかね

  • 温泉
  • お部屋
  • サービス
  • 館内施設
  • 景観
  • アクセス

など、さまざまな部分がその要素の一つになっているのかと。

僕の中では、「人」という部分を大切にしています

  • お食事処の接客が心地よかったな
  • チェックアウトの時に観光案内をしてくれた人を思い出すな
  • 清掃のスタッフも気持ちよく挨拶してくれたよね

と、旅行の思い出の多くに「人」が出てきます。

何を食べたか、どこへ行ったか、どんな景色だったか。

沢山の記憶の中で埋もれていきますが、人の思い出は何故だか強く残っている。そんな経験はないでしょうか。

お客様とスタッフと地域。そこを繋げていくのが僕のミッション。

「富嶽はなぶさ」がみんなの集まる場所になったら嬉しいなって。

 

お客様からのプレゼント

先日、37度目の誕生日を迎えました。もうあまり嬉しくない歳ではあるのですが。

もう馬鹿騒ぎで祝う誕生日会もないし、おめでとうメールが届くこともない。夫婦でしっぽりと家でビール飲みながら最後にケーキを食べるくらいが心地良い。

そんな37歳の誕生日当日に、お客様から素敵なお花が届きました。まさかのご常連のお客様からの贈りものでした。

本当に優しいご家族で、スタッフへの差し入れや、ネットショップの商品を購入してくれたり、サブスク便に参加してくれたりと、本当に富嶽はなぶさの事を気にかけていただいております。

一つだけ咲いたクレマチスは、翌日にはどんどんと開花していって本当に素敵でした。

「花言葉がピッタリだったので」と言われ調べると

  • 「美しい精神」
  • 「旅人の喜び」

センス良すぎて鼻血出ました。

お客様から何かいただきたい訳ではなく、素敵な関係を築けたことが心から嬉しいのです。

 

小さな一期一会を大切に

プレゼントを贈っていただいたお客様は、富嶽はなぶさに移転してからのお客様です。

旧館の「はなぶさ旅館」時代からのお客様も沢山おりますし、移転してからのお馴染みさんも増えてきました。

一人一人のお客様との関わりを、日々ご来館くださるお客様との関わりを、もっともっと大事にしていきたいなと思います。

もちろん、全てのお客様が当館にフィットする訳ではありません。お客様の求めるものは様々ですので。

日々発信していく情報で、お客様に選んでいただく・選んでいただかない、を決めてもらえたらな、と。

よくあるミスマッチは

  • 大浴場に露天風呂がなかった
  • サウナがなかった
  • ラウンジやバーといった館内サービスがない
  • お子様向けのサービスが少ない

など、ハードに対するもの。

公式サイトでの情報や、ブログSNSでの発信をご覧いただけたら悲しいミスマッチは減るのかなと。

一期一会を大切にしていきたいからこそ、”選ばれない努力”もこれから大事になるのだと思います。

(富嶽はなぶさから車で5分の桜公園の桜)

「旅人の喜び」を提供し続けるために、発信もサービスもハードの改修も、もっともっと頑張っていきまっす!

公式サイトやSNS・ブログを見て「ここだ!」と思ったお客様、ぜひぜひお待ちしております。

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