旅館に、もっと熱を。Staff Blog
スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください
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旅館の滞在中は何を楽しみますか?
などなど、様々な楽しみ方があります。
観光地を目一杯巡る旅もあるし、早々に宿に到着してゆっくりする旅もある。
最近ではコンセプト旅館みたいな施設も出始め、本を楽しむ・グランピングを楽しむ・サウナを楽しむ、など宿から「過ごし方」を提案することも多くなってきました。
僕自身、「泊まれる本屋」というコンセプトの旅館に宿泊してみたことがあります。
館内のどの場所にも本と本を読めるスペースが用意しており、お風呂場にはお風呂に関する本が、レストランには料理に関する本が置いてある、といった感じ。
すごく素敵な滞在体験でした。また行きたいとも思っています。
一方で「疲れは取れたか?」という質問をされれば、「本を読むことに必死で忙しかった」という感想になるかもしれない。
“やる事がある”を求める人には良いが、”ゆっくりしたい”を求める人には当てはまらないのかと。
そういう意味では、宿も利用者を選んでいるし、利用者もそれを理解して予約するべきである。
富嶽はなぶさはどんな滞在をして欲しいのか?
僕らは、「こう過ごしてほしい」を提供するよりも「それぞれの時間を過ごしてほしい」と思っております。
それぞれ自由に過ごしたいように過ごして欲しいな、と。
とはいえ、やっぱり良い滞在にしてほしいなって思います。
ですので、今回初めて11月18日の土曜日にピアノコンサートイベントを行うことにしました。
地元のピアニストをお招きして、1階からも2階からも見える形での演奏会。
お食事後にピアノの音色をお楽しみいただきました。
ピアノを楽しむお客様もいれば、その時間はお部屋で楽しむ方も。途中でお部屋に戻られるお客様も。
初めてやってみましたが、思い思いに過ごせる形が良いな、と。
帰宅したスタッフも聴きにきたりもしていました。そういう雰囲気が良かったなって。
4年ほど前に移転リニューアルをして初めての館内イベント。スタッフの発案・企画・運営によるものでした。
色々と大変だった部分や反省点もあるけれど、まずは「形にした」という事がとても大切。
昨今のSNSなどを見ていると挑戦者に対し、すぐ否定する人を目にする。
など、何もやっていない外野は言うもの。
自分が傷つかない安全な場所から否定・批判をする。すごくカッコ悪いですよね。
頭の中のアイデアなんて妄想や想像。誰にだって”考えるだけ”なら出来る。形にしてようやく結果が分かるんです。
まずは1歩目。この結果を受けて次回にどう繋げるか?が大切です。
宿はスタッフによって変わります。どんどん良くしていこうぜ!
10月から週末や休前日の予約が早々に埋まっております。
土曜日など人気のお日にちのご予約はお早めが安心です。
本日は館内ピアノイベント。地元のピアニストをお招きしてお客様に向けて演奏していただいております。やっぱピアノの音色は癒されます。
仕事を終えたスタッフも見に来たりと良い雰囲気。
初めての試みは大変な事も反省する事もたくさんありますがまず「実行して実現させた」って事が素晴らしいのや pic.twitter.com/Zw1AVLWKNl— 「はな」富嶽はなぶさ/伊豆長岡温泉 三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) November 18, 2023
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