旅館に、もっと熱を。Staff Blog

スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください

月替わりの献立が変わりました。6月も伊豆の初夏の食材をお楽しみください

料理へのこだわり

「ブログやSNSで料理に力を入れているのが分かり、楽しみにしてました」

という声を、口コミや館内アンケートでいただきます。

三代目の私自身、東京で板前の修行をしてから実家の調理場で働いていたという経歴があり、”料理”という部分には並々ならぬこだわりがあるのです。

  • 伊豆の食材にこだわり
  • 調理方法にこだわり
  • 提供方法に”驚き”を盛り込み
  • 心に残る体験を創出し
  • 常に進化していく

そうやって続けていきたいな、って心から。

料理は人によって受け取り方が様々で、「美味しい」という方もいれば「思うてたんと違った」という方もいらっしゃる。

発信を続けているのは、「思うてたんと違った」という人を1人でも少なくしたいから。悲しいミスマッチはお互いに不幸でしかありませんから。

 

6月の献立

ということで、今回は6月の献立内容をご紹介。

初夏の食材を使ったラインナップになっております。

 

「伊豆会席」

食前酒:柚子酒 または 生姜酒

先 付:玉蜀黍摺り流し 柳松茸 ベーコン

前 菜:青梅甘露煮 新生姜鼈甲煮 豆鯵南蛮漬け 青唐辛子焼き浸し 紫蘇水無月寄せ 蛸の炙り緑酢掛け ふじのくにポーク西京焼き 水無月落雁

造 り:本日の白身魚 本鮪 活〆勘八 生しらす

旬 肴:鮎姿造り 紅白妻 天城山葵 修善寺醤油

煮 物:裏山筍の若竹煮 海老艶煮 菖蒲麩 蕗

焼き物:銘柄和牛「静岡そだち」の炙り鮨

口直し:韮山トマトのワイン煮

中 皿:美味鶏トマトソース焼き 三島馬鈴薯 天城原木椎茸

食 事:山葵ご飯「いずまぶし」 天城産本山葵 出汁茶漬け

水菓子:ニューサマーオレンジムース 平井スイカ 静岡メロン

という内容。

ステーキプランは、中皿が「A5和牛静岡そだちステーキ 5種類のソースと共に」になります。

特選プランは、ステーキプランに「伊勢海老のお造り」と「鮑の蒸し焼き」が付く盛りだくさんの内容。

 

個人的オススメ

料理にこだわっているので、当然毎月試食をします。そして、かなり細かく意見を伝える様にしてます。

「お客様はどう感じるのか?」という視点で、厳しくアップデートを求める。

それに常に応えてくれる調理人だから、当館の料理は評価されているのかと。

今回試食してみて、6月の献立の中で個人的なオススメを紹介しようかと。

 

富嶽はなぶさの前菜は、一般的なそれとは全く違います。

食べたら「あ、すごい丁寧に調理しているな」って分かるはずです。

青梅甘露煮は、仕込みを4日以上掛けて作る一品。

パンパンに張った梅の皮は、絶妙な火入れ加減で仕上げております。萎まず、張りのある様に、でも皮は破けず。かなり難しい職人技です。

口の中に入れるとホワッと解ける柔らかさ。甘味の後に梅本来の酸味が追いかけてきます。

正直、この青梅以上に美味しい青梅を食べたことはありません。

新生姜鼈甲煮。

今が旬の新生姜を甘辛く炊いてあります。

爽やかな生姜の香りと辛味が心地よいです。

ふじのくにポーク西京焼き。

臭みのないふじのくにポークを秘伝の自家製西京味噌で漬けてから焼き上げ、りんごのソースを合わせました。

ペーストにした林檎と、固形の林檎の2種類で食感も味わいも楽しめます。

ポークと林檎の相性が抜群。

先付けの玉蜀黍(トウモロコシ)の摺り流しもこの時期にピッタリ。

柳松茸のシャキシャキとした食感もアクセントになってます。

この時期、富嶽はなぶさに来たら「鮎の姿造り」は外せません。

「え?鮎を刺身で?ホントに?」と思って食べると「…え、…うま」となる方続出。

実際に食べた方しかその美味しさは分かりません!

 

調理スタッフから発信

当館の調理スタッフは皆Twitterで発信してくれております。

作っている人から食べる人へ。

リアルな発信をお楽しみいただけたらな、と。

 

3周年プラン販売中!

現在、7月15日までの宿泊日で3周年プランを販売しております

富嶽はなぶさのスタンダードプラン「伊豆会席」が、通常より1人2,000円お得になる内容

県民割との併用も可能ですので、是非是非お得に旅をお楽しみくださいね。

3年分の感謝を込めて。

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