旅館に、もっと熱を。Staff Blog
スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください
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富嶽はなぶさの夕食は毎月内容が変わります。
和食の素晴らしさの一つは「四季を味わう」という部分にあると思います。
などなど、和食は”四季”を軸に構成されます。
走り・旬・名残りなど、食材も季節が進むにつれて調理方法や提供方法が変わります。それが面白いし、趣があるのです。
ですので、当館の夕食は毎月内容が変わります。
ただし、当館名物
は通年で変更ありませんのでご安心を。
さて、6月も献立が変わりました。
ようやく前菜の器を新調しました。
細かな器をまとまった個数購入すると結構な金額になるんですよね。でも変更してみて思ってのは、「やっぱり器ってスッゴイ大事」ってこと。
雰囲気はガラッと変わりましたし、視覚的にも「素敵」「美味しそう」となります。
毎年少しずつでも新しい器を購入しよう!と決めた令和5年の梅雨。頑張ります。
さて、味の方は毎月試食をさせてもらっておりますが、今月も最高に美味でござんした。
玉蜀黍(とうもろこし)のスープは和風出汁をベースにしていて甘みと旨みが◎
コーンスープとはまた違った味わいがとても良き。
今月の前菜も「素晴らしい!」の一言。
4日ほどかけて仕込む「青梅の甘露煮」は口に入れた瞬間に驚く食感と味わい。
味を含ませた芋茎を穴子で包んで焼いた穴子芋茎巻き、鮎を3枚に卸して錦糸卵と胡瓜で巻いた香魚など、今月も手作りでしっかり仕込んでおります。
和風ビーフシチューは面白い視点の料理。
牛肉の出汁と和風出汁を合わせ、葛を引いてシチュー風にしたもの。濃厚な味わいがクセになります。
大根、にんじん、スナップエンドウなど和の食材がまた良いです。
*和風ビーフシチューは「伊豆会席」のみで提供される一品です
そしてこの時期のスペシャリテはやっぱり「鮎のお造り」。今年から狩野川鮎で提供しております。
狩野川鮎の身の張りや旨みは段違いでした。これから夏に向けてどんどん脂がのってくると、また違った味わいを楽しめるかと。
「え?鮎を生で?」
と驚くお客様は多いですが、口に入れたら「ウマっ!」と皆様なります。
もし川魚の刺身が苦手な方は、前日までにご連絡いただければご対応させていただきます。当日の変更は難しいですのでご了承ください。
初夏の旬を是非是非お楽しみくださいませ。
本日から献立が変わりました。初夏の味わいがたくさんでございます。
ようやく前菜の器を新調しましてガラッと雰囲気が変わりました。やっぱり器って大切ね。めっちゃお金掛かりましたが大切ね。
穴子芋茎巻きや鮎三笠巻きなど、今月もメッチャ仕事してます。青梅甘露煮は食感と味わいに驚くかと! pic.twitter.com/s5r6EStFPl— 「はな」富嶽はなぶさ/伊豆長岡温泉 三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) June 10, 2023
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