旅館に、もっと熱を。Staff Blog
スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください
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緊急事態宣言により、強制的に閑散期になってしまった観光業。
首都圏から程近い伊豆の観光地も、一気に冷え切ってしまいました。
GoToトラベルで多額のお金を投じて得た、「旅行へ行っても良い」という雰囲気は失われつつあります。
しかしながら、「旅行へ行ってはいけない」訳ではありません。それだったら、旅館施設などへ営業自粛要請があるはずだから。
そもそも、12月28日から一時停止されたGoToトラベルでしたが、蓋を開けてみれば2週間後の感染状況は改善されておりません。
「旅行=感染拡大」という認識は、少なくとも間違っていたのではないのでは? と僕は思っております。個人的な意見ですが。
ただ、旅行需要が鈍っている事には変わりがありません。
今、旅館施設は何をしたら良いのだろう?
僕らは、この時間を使ってもう一度自分達をブラッシュアップしようと思います。
先ずは、夕食のお刺身のリニューアルを施しました。
暇になってしまったからこそ前進します。
メインプランを、「伊豆会席」という今のスタイルに変更した時、お造りのボリュームや内容を大きく変更しました。
それまでの「沢山種類を出す」という形から、「適量を楽しんでもらう」へと。
以前の料理は、昔の旅館特有の”量が多い”という料理でした。
「量を多く出す=おもてなし」
と考える人が多かったので、これはこれで合っていたのかもしれません。
ただ時代は変わり、「残す=悪い」という流れになりました。
そこに適用させようと、量を減らして質を上げる様に意図して作ったのが、富嶽はなぶさのスタンダードプラン「伊豆会席」。
伊豆の豊かな食材で、四季と職人の味を感じられる様に。
日々頂戴するご意見や、自分達の提供したいものを考え、内容も日々ブラッシュアップしています。もちろん、毎月内容変更もしています。
そんな中で、「この刺身で良いのだろうか?」と昨年末にふと思ったのです。
「飽きてきた」という気持ちもあったのかもしれない。
を、一度ゼロベースで考え直す事に。
今年に入りお造りの内容が変わりました。
地金目鯛、南鮪、活〆勘八など
良い鮮魚を使っています。 pic.twitter.com/53qTTyvCHR— 望月学 (@fugakumochizuki) January 14, 2021
とりあえず、こんな内容に変更。
ただ、食材原価が一気に上がってしまったのでもう少し内容を精査する必要はありますが。
まだまだ変更はありますが、以前よりもグッと美味しくなったと思います。
御来館の際は、是非味わってみてください。
時間のある今だから出来ることは沢山あると思います。
「暇だからどうしようか…」と言っていても何も生まれない。
だから、今まで「当たり前」と思ってやってきた事に対して疑問に思ってみようと。
「いつも出している刺身」から「こだわりの刺身」へ。
まだまだやりたい事は沢山あります。
現状維持は衰退!
腐っている暇なんてないのでまだまだやりまっせ!
今日からお刺身の内容も盛り付けも全てリニューアル!!
ここから内容・器・盛り付けもアップデートしていきます。もっと「お刺身美味しかった」と喜んでもらえるように。
今は
・本マグロ
・活け〆勘八
・地金目鯛
・生しらす
・戸田の本海老お刺身の原価が1.8倍になったのは社長には内緒やで!笑 pic.twitter.com/VEtwfbVvRL
— 「はな」富嶽はなぶさ/伊豆長岡温泉 三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) January 9, 2021
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