旅館に、もっと熱を。Staff Blog

スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください

社員研修は絶賛継続中!より良いサービスを提供できるように

曖昧なサービスからの脱却

5月からスタートしていた社員研修も、今月で半年が経ちました。

  • お金をかけて
  • 外部から講師を呼んで
  • 毎月4日

という本気の研修。本気とか嘘気とかよく分かりませんが、まぁ本気という事で。

以前新入社員で働き始めた会社でもいわゆる「新人研修」みたいなものはありましたが、それはあくまで人事部主催のもの。

ちゃんと講師から研修を受けるのは初めてだったので、個人的にもドキドキワクワク。

「コストを掛けた分だけの変化はあるのだろうか?」と懐疑的だったのが正直な気持ちで。

 

昔ながらのやり方

旅館というのは驚くほど”昔ながら”の企業が多く、僕も東京で働いたのちに帰ってきてビックリして事も多々。

  • デジタル化は皆無
  • 電話やFAXがメイン
  • サービスは統一化されておらずスタッフマター
  • 働き方も中抜けシフトが主体
  • 基本は紙ベース

などなど、およそ一般企業からは想像も出来ないほど近代化からはかけ離れているのかと。

富嶽はなぶさでは、デジタル化については徐々に進めていて紙ベースやFAXなどから少しづつ抜け出しております。

ただサービスについては決まったマニュアルなどは無く、やり方も人によってバラバラ。

ですので、曖昧だったサービスについての決まり事を作り、更にブラッシュアップして提供するサービスを向上させる為に研修をスタート

 

ルール化で働きやすく

細かな部分まで”決まり事”を設定していっております。

  • チェックインのご説明
  • 電話の受け方
  • メールの返信ルール
  • 予約に関する決まり事
  • 提供方法の統一
  • テーブルセッティングの形式

などなど、決めることは多岐にわたってあります。

今までのやり方を見直し、全員が共通のやり方に変えていく事に最初は戸惑っているようでした。

ですが、「曖昧な部分がなくなる」というのは「働きやすくなる」という事。

今までは「私はこうやっているけど、あの人はこうやっている…」みたいな事が常に発生。だってルールは自分達でしたから。

ですが、みんなで話し合い「この方法が良い」と決めるので迷う事がなくなりました。また、”人によってサービスの質が違う”という事も少なくなる。

結果的に、スタッフも迷う事がなくなり働き方もクリアに。とても良い流れです。

 

サービスが目に見えて向上

では実際にどうなったのか?というと、すごく良くなりました。メッチャざっくりな言い方ですが。

体感的にも凄く良くなっていると感じているし、数値としてもアンケートやレビュー点のサービスが上がりました。

また、今までのアンケートでは「〇〇さんのサービスが良かった」と書かれる事が多かったのですが、「スタッフ皆さんのサービスが良かった」という意見が飛躍的に増えました。

”総体的なレベルがアップしている”と、非常に手応えを感じております。

まだまだ決めないといけない部分、課題点はありますが、どんどん改善していきますので!

 

腐らず進め

コロナで壊滅的な打撃を受けた宿泊産業。富嶽はなぶさも例外ではありませんでした。

  • 昨年の4月5月は1ヶ月休館した
  • 売上はコロナ前の数字にはなかなか戻らない
  • 固定費は湯水の様に流れ出ていく
  • 緊急事態宣言などで予約は一気に溶ける

などなど。

腐りそうになる気持ちをなんとか抑え、モチベーションを上げていくのは非常に大変でした。

でも、腐らず未来を見て行動して変化させてきて本当に良かったな、と。

あの時、消極的な方法へ進んでいってしまったら…と思うとゾッとしますよね。

この1年は大きく成長する1年にする。

富嶽はなぶさの未来を作るのは、紛れもなく自分達だけ。

まだまだ変化は止めません!どんどん進んでいきたいと思いますのでお楽しみに!

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