旅館に、もっと熱を。Staff Blog

スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください

新ユニフォームに込める想い

新たな制服でお出迎え

”旅館のユニフォーム”と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

  • 着物
  • 作務衣
  • 宿オリジナルのポロシャツ
  • ホテルライクな制服

などなど、施設によって様々。

富嶽はなぶさでは、2年半前の移転リニューアル時に作務衣を採用。

柄や形などはスタッフに選んでもらい、各ポジションで違う形・色で落ち着きました。

 

新ユニフォーム

令和4年2月1日、富嶽はなぶさは新たなスタイル「HANA Style」の提供を開始。

  • SDGsに配慮した上質なアメニティの提供
  • 2階ラウンジを使ったチェックイン
  • ウェルカムドリンク
  • 動画での館内案内
  • フリードリンクサービス
  • 朝食のリニューアル
  • アップデートしたサービス

などなど、今までよりもご滞在時間を楽しんでいただける内容に。

(*HANA Styleの詳細はこちら

そして、HANA Styleの提供に合わせてスタッフの制服を変更しました。

2年半前に変更したのに何故また変更したのか?

それは、

  1. 新たな働き方に変わっていく
  2. 新たなサービスを提供していく

という事を、スタッフのみんなにも感じて欲しかったから。

 

掛ける想い

「1、新た働き方に変わっていく」

今回の制服変更で決めていたことは、「どのポジションでも同じ制服を着る」ということ。

今までは、接待スタッフ・内務スタッフ・フロントスタッフなど、ポジションによって制服が違いました。

ですが、新たな制服はポジション関係なく全て統一した制服に決めました。

何故か?

今後は「マルチタスクに働く」という事が、旅館には絶対に求められます。

すなわち”ポジション”という概念自体が不必要になり、オールラウンダーなスタッフが集まるチームにしていく。

人が思っているよりも着ているものは重要なアイテムで、別のものを着ているとそれだけで”セクション”という考えが生まれてしまいます。

だから、どんな制服でも良いから「同じものを着る」という部分だけは譲らなかった。

 

「2、新たなサービスを提供していく」

2月1日より、HANA Styleという新たなサービスの提供が始まりました。

2階でのチェックイン、ウェルカムドリンク、アメニティの変更などなど、様々な部分でサービスをアップデートさせました。

今までのサービスを脱ぎ捨て、新たなサービスを楽しんでいただく。スタッフにもその想いを一緒にして欲しかった。

僕らにとっては日常でも、お客様にとっては掛け替えのない非日常な1日だと。

そう改めて思ってもらいたかったから。

様々な想いを込めて変更した制服。

スタッフのみんなも恥ずかしながらも嬉しそうで良かった。

 

お客様にもスタッフにも”良い旅館”へ

これからの時代、お客様満足はもちろん、働くスタッフの満足度も上げていく事が求められています。

旅館というのは、昔ながらの体質が色濃く残る業種です。

  • 長時間労働
  • 中抜けシフト
  • ハードワーク
  • 低賃金
  • 高齢化
  • 低い生産性
  • 進まないIT化

などなど、課題は山ほどあります。

便利なシステムがたくさん生まれた現在、そういうものを生かしながらもっともっと良い働き方を実現したいな、って。お客様にも、スタッフにも「良い旅館」にしたいなって

今回のユニフォームチェンジが、そんな一端になれば良いな。

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