旅館に、もっと熱を。Staff Blog

スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください

春の味覚「筍」が大量に採れましたとさ

筍が美味しい季節

春うらら。

うららって、どういう意味なの?35歳にもなって、確かな答えが分からないでございまする。

山菜も美味しい季節ですが、筍もやはり抜群。

何故あんなにも美味しいのでしょうかね。

 

裏山の筍

富嶽はなぶさは、伊豆長岡にある山を所有しています。

その山から、ザクザク筍が採れるんです。

毎年この時期になると、従業員さんが力を合わせて採りに行くのですが、量が半端じゃない。

先日、調理場のみんなで筍掘りに行きましたが、1時間ほどで4つのラックが満タン。皮を取り除いたのに、パンパンでした。

この筍が本当に美味しいんです。

もちろん、旅館の煮物やご飯、前菜などに使ってお客様にご提供します。

 

筍のアク抜き

筍は灰汁が強い野菜。ですので、アク抜きが必須です。

皮を剥いた筍は、ヌカと一緒に沸かして灰汁を抜きます

その後、綺麗な水で沸かしてヌカを抜く

その後、出汁や醤油、砂糖などと炊いていきます。

いつもの筍は、しっかりと下処理をするから美味しいんです。

 

筍の保存方法

春になると、筍をいただいたりしませんか?

都会ではあまり無いとは思いますが、田舎では筍を貰うことが結構あります。

で、腐らせちゃいけないと、オカンが焦って様々な料理に筍をブチ込む。

  • 竹の子ご飯
  • 竹の子と鶏肉の炒め物
  • 筍の天ぷら
  • 若竹煮

などなど。万能な筍だからこそ、どんなレシピにも応用が効く。オカンの力技も納得です。

しかしながら飽きますよね。

ですので、筍の保存には冷凍がオススメ

アク抜きした後に、包丁して冷凍したら◎

むしろ冷凍した方が、筍の繊維が壊れて味が染み込みやすくなるのです。

ご家庭でも出来るので是非是非!

富嶽はなぶさでは、煮物や木の芽和えにしますよ!