旅館に、もっと熱を。Staff Blog
スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください
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2カ月の休館がもうすぐ明けようとしております。
お伝えしていた日にちより1日延びてしまいましたが、11月11日から富嶽はなぶさは営業を再開いたします。
と言ってもまだ2月末まで工事は続く予定でして、チェックイン・アウト時間が通常とは違う「訳ありプラン」のみの受付となっております。
など、工事によってご迷惑をお掛けしますがご了承くださいませ。
訳ありプランでは下記の様なご対応をさせていただきます。
いずれにしても、素敵なご滞在時間になる様スタッフ一同おもてなしをさせていただきます。
ようやく、皆様をお迎えできる事が嬉しくて嬉しくて堪りません。
ちなみに、リニューアルする客室につきましてはまだ予約を受け付けておりません。予約受付をする際にはまたこちらにてアナウンスさせていただきます。
工事で休館にしていた2カ月間、スタッフは研修やマニュアル作成・特別清掃などを行なっておりました。
改めてオペレーションを確認したり
マニュアル作成をしたり
観光地に研修に行ったり、と。
実は先日、特別養護施設や介護施設にご協力をいただき、入所者さんへ旅館の料理を提供いたしました。こんなご時世にも関わらず、2つの施設さんで2度の機会をいただけて感謝感謝です。
事前に入念な打ち合わせをし、調理場スタッフと打ち合わせをし、献立内容を決める。
ソフト食・刻み・半量・1/4量など入所者さんによって内容を変えていく。普段とは違う提供方法や調理方法は、非常に学び深きことでした。
特別養護施設さんにご協力をいただき、入所者さんと職員さんに当館のお料理を提供しました。
などなど、その人によって様々な形にカスタマイズしての料理提供。
入所者さんからも「美味しいよ」というお声と笑顔をいただいて、こちらまで嬉しくなりました。
食べる人によってカスタマイズされていく料理たち。入所者さんの嬉しそうな笑顔が非常に印象的でした。
「食べる」ということは、身体はもちろん、心も豊かにする行為なんだなぁと改めて。また、僕らはそういう豊かさを提供している仕事なんだよな、とも。
「あなたの提供しているものは食事やサービスではないですよ」
僕がスタッフによく言う言葉です。
美味しい料理を出す・良いサービスをする、と言うのはあくまでも手段に過ぎない。
僕らの目的は、
「富嶽はなぶさに関わる人を豊かにする」です。
美味しい料理、良いサービスはあくまでもその手段であり目的ではない。
今回の奉仕作業で、「食を通して豊かさを提供する」という事を改めて考えさせられました。
“美味しい”だけではなく、”豊かさを提供できる料理”とはどういうものなんだろう。もっともっと試行錯誤しないといけないな。
本日は特別養護施設様で #富嶽はなぶさ の料理を提供させていただきました。
「当館の料理で地域の方を豊かにしたい」。そんな気持ちで調理場スタッフや接客スタッフが頑張ってくれました。
「とっても美味しい」という入所者さんの笑顔を見たらコチラまで笑顔に。
関わる人をもっと豊かにしたい。 pic.twitter.com/bxEhB7OkpJ
— 「はな」富嶽はなぶさ/伊豆長岡温泉 三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) November 1, 2022
奉仕作業をすることによって、自分達のサービスや料理について見つめ直すことが出来ました。
「ご来館してくださったお客様に1泊2食のご滞在を提供する」
文字にするとなんとも無機質ですね。ここにどれだけ自分達の息吹を吹き込めるか。
笑顔で「美味しいですよ」と言ってくださった特別養護施設の入所者さん。同じ様な笑顔をお客様からもいただけるかな。
それでは笑顔を生み出し続けることは難しい。豊かさを提供し続けるのは難しい。
もっともっと追求していきましょう!押忍!
特別養護施設の皆さんにはなぶさ旅館の料理を提供させて頂きました。大根も賽の目に包丁して柔らかく煮て食べやすい様に仕込みました。普通に食べたられる方、刻みの方、ソフトの方大変でしたが最後に料理説明をしましたが皆さん喜んで頂き良かったです。勉強になりました pic.twitter.com/pjtlPzhPGs
— 望月学 (@fugakumochizuki) November 2, 2022
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