館内アンケートを始めてそろそろ1年くらい経つだろうか？

日々いただくご意見を参考に、

• 館内を修繕したり
• 料理を変えてみたり
• サービスオペレーションを修復してみたり

を繰り返しております。

せっかくゆっくりしに来てくれたお客様に、最後にわざわざアンケートを書いてもらう事への躊躇はありましたが、非常に役に立っております。

いつもご協力ありがとうございます。

中には、心温まるお言葉を頂戴することも。

スタッフも目を通しておりますので、本当に励みになります。

アレがないコレがない

アンケートの中には、ご指摘をいただく部分も沢山あります。

• 備品が壊れていた
• 電球が消えていた
• 館内の情報がわかりづらい
• 料理の量が多かった
• 大浴場に露天風呂が欲しい

などなど。

対応できるものはすぐに対応し、対応できないものは検討するに留める。

そんな中で、「アレがない・コレがない」というご意見も。

• 部屋にコーヒーマシンがない
• プラズマクラスターがない
• 簾がない

などの意見には非常に違和感を覚える。

そもそも、宿のHPや紙媒体、旅行サイトなどのどこにも「置いてある」とは書いていないのに。

「〇〇が欲しい」というご意見なら分かるが、「〇〇が無かった」というのは解せない。

スタッフも、「こんなアンケートがありますが…」と困った様子で伝えてくる。

まぁ、単純にミスマッチなのですがね。

選ぶ権利はユーザーにしかない

つまり、宿選びは予約段階でしっかりと情報を収集するのが大事。

「プラズマクラスターがあって、コーヒーマシンがあり、露天風呂に簾がある宿」を選ぶ必要があるのだ。

吉野家に行ってビックマックバーガーを頼んだって、無いものは無い。マクドナルドに行く必要があるのだ。

いつだって、宿を選ぶ権利はユーザーにしかないのだから。

僕らが勝手に、「〇〇様の予約をこの日に取ったので来てください」という事は100%ない。

• 旅行予定日
• 宿泊プラン
• お部屋
• アメニティ
• 価格
• 立地
• 口コミ

などを見ながら、ユーザー自身が予約をする。だからこそ、予約する宿をしっかりと調べる必要がある。

「どんなアメニティがあるのか」「どんなお部屋なのか」を。

想像を膨らませるだけ膨らませて、いざ行ってみたら全然違った、という悲しいミスマッチは出来るだけ避けたい。

予約のコツは「譲れないものを決める」

ご予約時のコツは、「コレだけは譲れない」という部分を決める事です。

• 安く泊まりにいきたいのか
• 料理が重要なのか
• 景観が良い場所が良いのか
• プラズマクラスターが欲しいのか
• 客室に露天風呂が必要なのか

”絶対に譲れないポイント”を一つ決めましょう。そして、そのポイントを３つくらい決めて予約を検討すると良いかと。

1. 露天風呂付き客室
2. アメニティは良いものが置いてある
3. 海沿い

みたいな感じに。

一番ダメなのは「お値段で決める」です。

値段で決めると、アレが無いコレが無いになります。絶対になります。

だって、安いお宿はアメニティに経費を割けないですから。

”楽しむ”に勝るものは無し

旅は楽しみを沢山見つける方が良いに決まってます。

大体のことは「楽しい」が解決します。笑

アレが無いコレが無いと粗探しするよりも、純粋に旅を楽しみませんか？

もちろん、宿としてもアップデートをしていきます。アメニティもコレから良くしていく予定です。その際は販売価格が上がってしまうことをご了承ください。

さて、そろそろ僕も旅行に出かけたいでございます。しっかり宿選びしてから旅行を楽しみたいと思います。

さぁ、旅を楽しもう！

宿に「アレもコレも欲しい」と要望をするならそういう宿を選べば良いのです。

挙式を挙げたパレスホテルは本当に何でも揃っていたし置いてる物は超一流。ドライヤーも7万くらいするやつでした。
宿泊代金は素泊まりで1室72000円〜

当館は1泊2食付で1人16500円〜

宿選びのコツは”何を大事にするか” pic.twitter.com/2Q4wTIQhaq

— 「はな」富嶽はなぶさ/伊豆長岡温泉 三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) September 28, 2021