旅館に、もっと熱を。Staff Blog

スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください

今年は早くも鮎の姿造りが開始!「走り」を味わう贅沢を是非

鮎をお刺身で

桜が葉桜に変わり、筍がニョキニョキ伸び、花粉がだいぶ落ち着いてきました。

春から初夏へと移ろいでいるのを感じます。

今年は暖かい関係で、色々なものが早く出始めている印象。

富嶽はなぶさ名物の「鮎の姿造り」も既に始まっております。まだ4月中旬ですが。

「え?鮎って刺身で食べられるんですか?」

という驚きを伝えたくて、数年前から刺身で出し始めた鮎。

毎年非常に好評で、「鮎の刺身はいつからですか?」と聞かれることも。

ってな訳で、鮎のお刺身始まりました。おそらく9月頃までやる予定です!

 

富嶽名物・鮎の姿造り

当館で出す鮎はお刺身。それも姿造りです。

塩焼きが一般的な鮎ですが、お刺身も非常に美味しいのです。

鮎のお刺身って食べた事ありますか?

川の草を食べて育つ鮎は身の香りが独特。生で食べると、その香りを特に感じる事ができます。

「香魚」とも書く理由がよく分かるかと。

  • 3枚におろし
  • 骨をしっかり除き
  • 皮を引き
  • 氷水で締める
  • 皮目に隠し包丁を細かく入れ
  • 少し薄めにそぎ切りにする

非常に手間がかかりますが、どれも省けない大切な仕事です。

初めて食べる方が多いであろう「生の鮎」を、美味しく召し上がっていただきたくて。

 

鮎のお刺身が付くコース

鮎の姿造りが食べられるプランは以下の3つ

  • 【梅】伊豆会席
  • 【竹】A5和牛静岡そだちステーキプラン
  • 【松】A5和牛ステーキ・伊勢海老・鮑を味わう特選会席

それぞれのお値段は予約サイトをご参照ください。

*日付・人数で調べると分かりやすいです

富嶽はなぶさ予約サイトはこちら

 

旬の味を

鮎のシーズンは遅くても9月頃まで。

段々と脂がのってくる変化もお楽しみいただけたらと。

今はいわゆる「走り」と言われるもの。

和食では、この「走り」を召し上がるのが最大の贅沢なのです。

”旬の前に旬をいただく”

四季を生きる日本人にとってこの上ない喜び。

今だけの味を、是非味わってみてください。