旅館に、もっと熱を。Staff Blog
スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください
旅館に、もっと熱を。Staff Blog
スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください
*こちらは富嶽はなぶさの朝食をお召し上がりの際に読んでいただく記事です
おはようございます。
富嶽はなぶさへご来館いただき、誠にありがとうございます。
ゆっくり眠れましたでしょうか?朝の富士山は見えましたでしょうか?
お召し上がりいただく朝食をもっと楽しんでもらえる様に、朝食内容をご紹介させていただきます。
ご不明な料理などございましたら、ご一読くださいませ。
ちなみにご飯はお代わり自由ですので、御櫃の中のご飯が無くなりましたらスタッフへお声がけください。
*季節により内容が変更になる場合がございます。ご了承ください
*左上から右に向かってご説明していきます。
「名物 とろろ汁」
以前営業していた”とろろ家はなぶさ”名物の「とろろ汁」です。
大和芋にたっぷりの出汁を合わせています。
*麦ご飯のご用意はありませんのでご了承ください。
とろろは、富嶽はなぶさネットショップや売店でも販売しています(3人前850円*売切れの場合もあり)
やっぱりご飯にバッチリ合うのは塩辛ですよね。柚子の風味もGoodです。
富嶽はなぶさの売店でも販売している塩辛は、バランスの良い味で人気の商品です。
「ひじき」
当館の板前が炊いている”ひじき”。
芽ひじき・人参・油揚げ・大豆を半日かけてじっくり炊いていきます。
旨味がギュッと詰まってますよ。
「お浸し」
ほうれん草やオクラなど、その時期の野菜をお浸しにしています。
和食らしいホッとする箸休めです。
「釜揚げしらす」
釜揚げしらすです。桐箱に入っているので香りが良く美味しい。
色々と食べ比べて今のしらすに辿り着きました。
「かまぼこ海苔山葵」
蒲鉾に合わせて”板わさ”の様にお召し上がりください。
たっぷりの海苔に山葵が入っていて、辛味の中に旨味がぎっしり。
「ヨーグルト」
食後か食前にお召し上がりください。
夏蜜柑やブルーベリーなど、ソースは時期により異なります。
「当座煮」
大根の皮を使った煮物。
むしろ、大根の皮じゃなきゃ歯応えがなくて美味しく無いのです。
ご飯にも良く合いますよ。
「アメーラトマト」
静岡を代表するフルーツトマト「アメーラ」。
アメーラは、トマトの品種ではなく、独自の栽培方法で厳しい基準をクリアしたトマトのブランドです。
名前の由来は、静岡の言葉で「甘いでしょ」を「甘いら」というところから。
ビックリするほどの甘みを感じられるよう、余計なものは一切付けずそのままお召し上がりください。
「玉子焼き」
調理場で1本1本丁寧に焼いている甘い玉子焼きです。
鰹節と昆布でしっかりと取った一番出汁を、玉子にたっぷりと含ませました。
「山葵の茎 三杯酢漬け」
伊豆の名物・本山葵。その茎を自家製の三杯酢漬けにしました。
後味のピリリとした感覚が堪らない!
山葵の茎を包丁し塩揉みをして湯を掛け
三杯酢に漬け込みました。 pic.twitter.com/cdvsedmr1x— 望月学 (@fugakumochizuki) January 28, 2022
「サラダ」
マカロニサラダや南瓜サラダなど、四季の食材に合わせて内容を変えています。
カラシや酢など、隠し味がいっぱい。
「自家製漬け物」
富嶽はなぶさで漬けている漬物。
胡瓜・人参・蕪など、こちらも季節によって内容が変わります。
浅漬けで朝からさっぱりとどうぞ。
「生湯葉」
お醤油をちょっとだけ垂らしてお召し上がりくださいね。
大豆の濃厚な味わいをお楽しみくださいませ。
「山椒鶏そぼろ」
親方が作る鶏そぼろ。
有馬山椒が効いていて、普通の鶏そぼろとはひと味違いますよ。
こちらも売店や富嶽はなぶさネットショップで販売中
鉄鍋で温めているお汁は、伊豆の国市韮山にある「国清寺(こくしょうじ)」の精進料理の「国清汁」。
以前、国清寺の住職より特別に作り方を教えていただいたものです。
と具材は本当に沢山入っております。
野菜は全て”別炊き”。別々の鍋で一つ一つに味を入れています。
「朝食のお椀は特に出汁を利かせる」
と言うのが料理長の強い信念で、通常よりもかなりの鰹節を入れています。
その分、グッとくる深みがあります。
蒸し物は、三島西麓野菜の食べ比べを。
お塩も用意してますが、塩は控えめがお勧め。地元で作られる野菜を、素材の味そのままで味わってください。
*季節によって野菜の内容が変わります。
伊豆の国市は、ミニトマトの生産者が沢山おります。その数なんと50軒以上。
静岡県の約6割が伊豆の国市で生産されるそうです。
しかしながら、形が歪だったり、皮が割れたりしていると市場には出荷できずに廃棄をしてしまうのだとか。
もう20年以上廃棄を続けているそうで、生産者さんも非常に頭を悩ませておりました。
料理人として、地元の人間として「何かできないか?」と思い、自家製トマトジュースにして朝食で提供しようと。
ミニトマトならではの酸味と甘味は、普段のトマトジュースとは全く違う味わいを演出します。
試作した時、調理場スタッフと「美味っ!」となった自身の一杯です!
旅館の料理って「多すぎる」って言われる事が多いんです。
だから、以前よりも量は全体的に抑えめにしました。
などなど、伊豆は美味しいものの宝庫です。
朝食を食べ過ぎてしまうと、沢山楽しめないですもんね。
だから小鉢を沢山用意し、「種類は沢山、量はちょっとずつ」で楽しんでいただけたらと思います。
お昼のランチ候補が決まっていなければ、こちらのブログをご参考に→三代目ブログ「グルメ情報」
最新のブログ記事Recent Entry
カテゴリーアーカイブCategories
月別アーカイブMonthly