旅館に、もっと熱を。Staff Blog

スタッフが綴る富嶽はなぶさをお楽しみください

5月の献立が変わりました。筍や鮎など旬の食材が満載です

皐月の料理

富嶽はなぶさの献立は月替わり献立でご用意しております。

メインの「A5和牛の炙り寿司」や〆のご飯「伊豆まぶし」以外の部分を月によって変更しております。

3ヶ月ごと内容変更する施設も多いですが、やはり和食の良さは”旬の味を楽しむ”という部分もありますからね。

その時、1番良い素材を、1番良い状態でご提供する。日本料理は素晴らしいですよね。

 

5月の献立

さて、GWが明けてから献立内容が変わりました。初夏の献立ですね。

スープは「赤パプリカの摺流し」

ビビットな色からは想像できないくらい優しいお味。

中に天城の原木椎茸を入れて満足度もアップしております。

富嶽はなぶさの前菜は「え？こんない美味しいの？」とほとんどのお客様から言われます。

正直、前菜って非常に作るのに手間がかかるのです。だから、手を抜いてしまう施設も多くあるのは…（小声）。

こごみの胡桃和えは季節感を感じる逸品で、胡桃の香りが非常に良い。

裏山で採れた筍を卵豆腐の中に忍ばせて生海苔餡を掛ける発想も素敵。

富山湾内産のホタルイカはパンパンに味噌が入っていて美味だし、琵琶のコンポートも白ワインジュレと最高のマリアージュを醸し出してます。

個人的なイチオシは、鶏山椒味噌焼き。八丁味噌と山椒の合わせが非常に旨いです。

前菜は一つ一つの高いクオリティを、味わってくださいませ。

富嶽はなぶさ初夏のスペシャリテ「鮎の姿作り」とお造り。

え？初めて食べるんだけど…美味！となる方が続出。食べてみてビックリするんですよ美味しくて。

この時期だけの美味しさ。

採れたての筍を使った若竹煮は、プロの技が光る味付けに。

筍は柔らかく、そして味が染み染みに仕上がっております。追い鰹をする事で筍の旨みを最大限にする。職人技ですよね。

ワカメも銅鍋で色出しをして味もしっかり入っております。

白舞茸と蕪が入ったグラタン。

蕪の甘さをドカンと感じ、白舞茸の食感がアクセントに。

静岡の抹茶を使った抹茶ババロアに、静岡メロンと地元のいちご「紅ほっぺ」を添えて。

 

仕込み風景

 

献立説明会

富嶽はなぶさでは、毎月献立説明会を開催しております。

調理スタッフから、接待スタッフ・フロントスタッフ・マネージャー・ランナーに向けて

  • 料理への想い
  • 仕込み方
  • 素材へのこだわり
  • 提供してほしいタイミング

などを共有する時間を大事にしています。

料理は作ったら完成ではなく、それを運ぶ人、説明する人、提供する人によって完成度が変わってきます。

「全員で美味しい料理を届ける」という気持ちを常に持ってお届けしております。

料理についてのご質問は、どんどんスタッフへお聞きくださいね！

5月の料理も楽しんでいただけたら嬉しいです！

（富嶽はなぶさのご予約はこちらから）

 

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